虚構推理 第12話(終)
『秩序を守る者』
≪あらすじ≫
妖怪、あやかし、怪異、魔、物の怪、幽霊、すべてには秩序がある。
秩序に反した行いは、決して許されない。
琴子の第4の解決は、まとめサイトで受け入れられ、鋼人七瀬に最後の一撃を放つ九郎。
果たして鋼人七瀬を消滅させることはできるのか!?そして、六花による企みの目的とは……。
(公式HP STORY より抜粋)
≪感想≫
クライマックスは11話で迎えてしまったのでエピローグ、後日談。
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演出的には、大きなところは少ないかなとは思うが、改めて九郎と一区切りつけられた紗季が、自転車で坂を上るシーンは彼女が困難を乗り越えて前へ進んでいく描写のようにも見える。まぁ、それ以外にも普通に自転車で上っていたような気がするけれど(笑
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というわけで、作品としては終演。六花と決着がつかずじまいなのは原作通り。そして、紗季がレギュラーキャラにはならないだろうところも原作通りである。まぁ、これはこれで良いのだろうと思っている。紗季と言う存在は、言ってしまえば「鋼人七瀬篇」におけるゲストキャラなのだ。そして、彼女の中でも一つの区切りは確かに出来た。すぐに元通りにはならないし、同時に真実を知った今になって九郎とやり直すことも出来ないけれど、夜が怖くて肉が食べれなかった時の自分とは向き合え始めている。
人は変わっていくモノだ。
しかし、変わらない存在も居る。琴子も九郎も、実はこの事件を経ても何も変わっていはない。九郎が琴子へ内心向けている注意や心配というところは事件が始まる前からあったものだし、琴子の九郎への想いも六花への感情もずっと昔からあったもので、この事件で何かが変わったことはない。決意を新たにするようなこともなければ、互いの想いが強くなったこともない。
それはそれで彼ららしいのだろう。人と妖の中間に居る存在として、彼らには彼らの在り方がきっとあるのだと思う。
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原作既読者として、さてはてアニメ化はどうなるかと思っていたが中盤以降は安定していて一安心といったところで観れたのはプラスだった。今後の展開はBDの売り上げと原作次第といったところかな。
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NoTitle
紗季の登る坂は心象的でしたね。ゲストで終わってしまうのが少し寂しくもありますが、吹っ切れた様子にホッとしました。月詠さんの感想、自分の書き方を見つめ直している感があって興味深かったてす。
原作未読の僕にもとても楽しめた作品で、良いアニメ化だったと思います。できればまた、映像で動く琴子達を見たいものです。